自己中本斬り。(仮再び) -4ページ目

仕入れた本。

2月28日に書いた本たちです。頂上に座っているのはくま子ちゃんです。
本をたくさんもらってきた理由。
1 学校の図書館を愛用していたのですが、卒業してしまうから。
2 市の図書館にできるだけ行きたくないから。

あたしが住む市の図書館、以前は職員も利用者も最悪の状況と言っていいくらいだったんですよ。で、最近は何が起こったのかは知りませんが職員の対応が気持ち悪いくらい(誉めてるんですからね)良くなって、利用者は相変わらず・・・。
というわけで仕入れに至ったわけです。

大学の図書館に期待しようっと。

椰子・椰子/川上弘美


著者: 川上 弘美, 山口 マオ
タイトル: 椰子・椰子

ヴィレッジヴァンガードに遠征。店内を冷やかして回り、資金もないので何か文庫でも買っていこうと見ていると、川上弘美の作品がずらりと並べられているではないですか。とっても嬉しくなってしまいました。
で、以前からほしかった「椰子・椰子」を購入。「うそばなし」の極致ですよね。幼い頃から空想癖があるあたしにはぴったりです。


そういえば。国立大は不合格でした。当然の結果と言えばそうなんですがね。ともあれ、土曜に後期試験を受けたらやっと、解放されます!と、めったに使わない「!」を使ってしまうほど、嬉しいです。
よく訪問してくださっている方、更新できなくてすみません。気長にお待ちくださいね。

プリズンホテル/浅田次郎


著者: 浅田 次郎
タイトル: プリズンホテル〈1〉夏

あたしを浅田次郎ワールドに引きずり込むこととなった作品。まだそれほど読んでないんですが。
塾の国語の先生に薦められ、学校の図書館にリクエストをして読んだ(自分では買わない)。
夏から春まで一気に読破、すっかり気に入ってしまい、購入(でも古本)。

主人公の小説家の、たくましさと危うさがとても好き。
鬱々とした本ばかり読んでいるのですが、こういう人情味・人間味あふれる本も、結構好き。読んだ後に、誰か人と関わりたくなるから。心の栄養ですね。

仕入れ

学校の図書館の、廃棄本情報を図書委員から入手。
書庫の本をたんまり頂いてきました。
デカイ紙袋がみっつと、鞄の中にもたっぷり。
同じ処分されるにしても、あたしが読んでからのほうがいいかなとか思ったり。
そんなわけで、「ブドウ酒とバラの日々」読んでます。

終了。

国公立前期終了。
センターで大失敗だったので、自分に区切りをつけるための受験、とでも言いましょうか。
昨日それをひとつ終えて、肩がぐっと軽くなった感じです。
あとは結果を待って、きっと後期も受けることになるんだろうな。

もうすぐ春です。

カイジ



著者: 福本 伸行
タイトル: カイジ―賭博黙示録 (1)

麻雀ものかと思ったら、違うやつだったんですね。麻雀はアカギでしたっけ?完結してる、3部かな??まで読みました。
何しろドキドキしてしまうものですから、次の1巻を読んでしまうと夜も眠れない・・・ことはないけどドキドキするので。
面白かったのですが、何と言うか・・・男の世界って感じですね。賭け事や、相手の本心を読むということに興味がないからか(怖がりなんですね)、感動はなく、とっても面白く読みきらせて頂きました。ただ、爪と指の間に針を差し込むシーンは飛ばして読みましたが・・・。その他にも拷問道具の数々には、よくあんなの考えるよなぁ、と毎度脱帽。やっぱり中世ヨーロッパあたりを参考にしたんでしょうか?ああ痛い・・・
どうにも入り込めませんでしたね。ううん、あの痛さがネックですね。

それにしても、このコミックの持ち主の言動の元ネタがわかって面白かったですw

ランキング参加しました

復活

PCおかしくなって、結局リカバリ。
やっと戻ってこられました。

それにしても。
私大はネットで合格発表だったのですが、
発表の20分前にイカレるっって・・・。
結局塾のPC使いにわざわざ出かけたのですが。
行く途中の車の中、「やけに引っ張りますねぇ、神様・・・」
そうつぶやいてました。

何はともあれ、合格してよかったよかった。
心置きなく国公立に向かえます。
がんばるぞっと。

本をよむこと

際限なく流れ込んでくる文字の羅列は、どうしてあたしを揺さぶるんだろう。
整っているはずの文字が、どうして歪んで見えるんだろう。


言い放った「大嫌い」をとりもどしたくなったら
結末を見ぬまま、放り出して
彼のもとへと向かえばいい。


部屋の隅にひっそりと息づく文字に気がついたら
またはじめから読めばいい。

ミシン/嶽本野ばら


著者: 嶽本 野ばら
タイトル: ミシン

ただただ切ないのです。
下妻物語の破天荒な部分、鱗姫の残虐さ、そんなものは見当たりません。
切ない恋愛小説が好きな方、野ばらちゃんはこの作品から入ってみるといいかも。

いちご同盟/三田誠広


著者: 三田 誠広
タイトル: いちご同盟

学校の図書館で除籍になった本をダンボール3箱、満杯に頂いた中の本。
課題図書のシールが貼ってありましたね。たしかにぴったりだと思います。
漫画みたいにキャラクターがしっかりしすぎてるほどしっかりしてるし。1年ほど前に読みましたが、あたしの年齢でも、もっと下でも楽しめる作品だと思います。
「こういう感想、感情を抱かせたい」というのが明確でいいんじゃないですかね。全ての要素がきちんと収束しているし、考えさせる小説としてよくできていると思います。