自己中本斬り。(仮再び) -10ページ目

鉄道員/浅田次郎


著者: 浅田 次郎
タイトル: 鉄道員(ぽっぽや)

言わずと知れた短編集。
この中の「ラブレター」良い!

アンチノイズ/辻仁成


著者: 辻 仁成
タイトル: アンチノイズ

この人の文章はあまり好きではないですが、
題材が好きだったので紹介。
ありきたりの展開だけど好印象。
何気ない音がとても大切になります。

農協月へ行く/筒井康隆


著者: 筒井 康隆
タイトル: 農協月へ行く

あたくし博学じゃないもので、
実は筒井さん苦手だったりするんですが。
これはなかなか痛快で、よろしいです。
ありきたりの例えをこれでもかという迄誇張すると、
もうおかしくてしょうがない。

リボンの騎士/手塚治虫


著者: 手塚 治虫
タイトル: リボンの騎士 (3)

一気に読んだら勢いがありすぎて、何がなんだかあんまわかんなかったんですが。
読み込んだら面白そうやなと思いました。
やっぱ時代の差ですかね、これは。

図書館の神様/瀬尾まいこ


著者: 瀬尾 まいこ
タイトル: 図書館の神様

ちょっと前に話題になりましたが。
図書館、という場所が、ちょっとだけ好きになるかもしれません。

不幸な子供/エドワード・ゴーリー


著者: エドワード ゴーリー, Edward Gorey, 柴田 元幸
タイトル: 不幸な子供

絵本です。
残酷で、淡々としているのに、心が熱くなってしまうのは、どうしてなのでしょう。

密やかな結晶、その後

探して探してやっと見つけたハードカバー本。今日届きました。
文庫では出てるんですが、ハードカバー派なのでね。
ずっと前に図書館で読んでいて号泣してしまい(ハンカチを忘れて大変だった)、
それ以来ずっと探していたので、喜びもひとしお。

とてもとても、哀しいお話。
今まで読んだ本の中で、一番静かで、哀しい。
読んだ後には、すべてのものが儚く、いとおしいものに感じると、思います。

きみのためにできること/村山由佳


著者: 村山 由佳
タイトル: きみのためにできること

初、村山由佳。
前から気になっていて、表紙が可愛かったのでとりあえずコレ。
猫と魚がキスしてる、これはパステル画かな?可愛くもシュールで、良い。
それはさておき。
久しぶりに読みました。こんな小説は。
恋愛小説にありがちなイヤミなところが、ない。
しかも「大人の恋愛」とは言い難い、恋愛を描いてるのに。
心が洗われたというか、ほっとするというか、
忘れていた感覚を取り戻させてくれた感じです。

これから村山由佳、読破かな。

空からぎろちん/中島らも


著者: 中島 らも
タイトル: 空からぎろちん

いや、怖いし。痛いし。タイトルがね。
普通のエッセイですけど。
この人って男だったんですね。知らなかった。
以前に「人体模型の夜」読んで気に入ったので、
雑誌の書下ろしとかも読んでたんですけど。
写真がね、女っぽかったので、間違えました。
何の話だ。
そう、んでこの本ね。ん~、こういう考え方もあるな。という本。
職業柄、強烈というか痛烈なことを書きますが、
これでもかなりおさえているのだと思います。
なので、小説だけ読んでおいたほうが無難かと。
合わない人は、かなりの勢いで合わない。しかも、腹が立つと、思います。

センセイの鞄/川上弘美

帯つき本がどうしても欲しくて、ネットで買いました。
ヤフオクにもよく出てるんですが、
定価1400円(だっけ?)のくせに1200円とかで落ちてる。ありえん。
まあそんなこんなで名作です。
この人の最高傑作とよく謳われますが。間違いじゃないですね。
ただ、恋愛小説じゃないほうも、好きです。
椰子・椰子 とか。