贅沢な恋人たち | 自己中本斬り。(仮再び)

贅沢な恋人たち

山田詠美、村上龍、林真理子、北方謙三
藤堂志津子、山川健一、森瑶子、村松友視


8人の作家によるアンソロジー。それぞれのホテルを舞台にした短編が収められています。

正直、この8人の中で私が「お」と手にとってしまうような人はいないんですよ。
以前図書館で廃棄処分寸前の本を大量にもらってきた中にこれがあったのを数日前に見つけ、

「贅沢な恋愛」「贅沢な失恋」は読んだことがあったので(ぶっこふで100円なり)これも読んでみた、そんな感じ。


驚いたのは、山田詠美・村上龍・林真理子の作品を良い気分で味わえたこと。

この3人、とってもとっても苦手だったんですよ。ランキング作ったら間違いなく上位ですよ。

最近目にしたあるブログに、「中学生や高校生の頃は林真理子の小説のよさは分からなかったけど、OLになってわかるようになった。年をとったのね・・・」というようなことがかいてあって、私も全く同じ感想。


少しは大人になったのかしらん。