細雪 | 自己中本斬り。(仮再び)

細雪

1ヶ月くらいかけて読みました。文庫は読みにくい。でもこの表紙がお耽美なかんじで好きです。

これをよんでいる最中、古本屋で谷崎潤一郎集なるものを見つけ、1冊まるまる旧仮名遣いの「細雪」だったので買ってしまいました。100円也。


この本にまつわるエピソードをひとつ。

大学の近くの駅で下巻だったか中巻だったか読んでいたときに外人にナンパされたのですが、(某国立大が近くにあるのです。そこの留学生でした)その人が日本文学を勉強しにきていて、谷崎の細雪が好きだと言い出すんですよ。その時は本にカバーをかけて読んでたのであたしが何をよんでいるかわかるはずも無く、驚いてしまいました。そしてなんだか嬉しかったです。

もう少し話してみたかったなぁ。でももう会うことはないんだろうなぁ。

ちょっと残念。


7.10