映画を見てみた。
お久しぶりです。相変わらず忙しいです。というか先週より今週のほうが忙しいという事態。好きなことやってるからいいんだけど。
さてさて、今まで全くといっていいほど映画に縁のない生活をしてきたあたくしですが、映画に目覚めることにしました。何しろタイタニックも見ていないという無縁っぷり。これは一般常識が欠けてる部類に入るんじゃなかろうかみたいなそんな感じ。まあ一般常識知らない人も素敵なんですけどね。
ちなみにきっかけは大学のある講師の方がやたらと映画の話をし始めたこと。渋くてダンディーで素敵なんですよう。
それはともかくとして。
第一回目の上映は「ロリータ」。小説を読んでからずっと見たかったのです。
すごく丁寧につくられている感じがして、淡々と物語を追っているんだけれど一瞬を見逃してしまうのが惜しく、目が離せませんでした。
最後、去っていくハンバートと、彼の乗った車に向かって叫ぶロリータに号泣。見終えた後も1時間くらい涙が止まりませんでした。
ロリータは本当は、心の奥底ではハンバートを愛していて、だけれどミーハーで夢見がちな彼女が一番常識を知っていて・・・というよりもこれはどんなに素晴らしいニンフェットでも俗人になってしまう、ということかな。だから決してハンバートを選ばない、選べない。
とか色々考えてみたけれど、断片的な悲しさがこみあげてくるだけで上手くいえないな。ううむ。
第2回目はバトルロワイヤルでしたがそれはまた後日。
追記。最後に監督の名前が出たときに一緒に見ていた相方が「あれ、これスタンリー・キューブリックだったんだ」と感心していましたが何のことだかさっぱりわからず、こちら のページを読み耽ってました。
というようになんにも知らないので、皆様、素敵な映画なんぞあったら教えて下さいませ。