リアル鬼ごっこ/山田悠介・・・挫折 | 自己中本斬り。(仮再び)

リアル鬼ごっこ/山田悠介・・・挫折


著者: 山田 悠介
タイトル: リアル鬼ごっこ

普段は日本語の乱れだの何だの気にならないんですが、今回だけは言わせて貰います。

えーと。

うーん。。。


無理です。読めません。ごめんなさい。



いくらこんな文章だからってそこそこ売れているんだし最後まで読んでみようと思ったんだけれど、82ページで

挫折(ここに人が項垂れているマークをいれてください)

なんだこれ?小学生の作文の方がはるかに読みやすいぞ?著者いくつよ?23?学校いってたの??ヒッキーで物書きなら尚更文章は目にしてるはずなんだけどな???
文章が嫌いで読めなかった本は沢山あるし、それは頑張ればたいてい最後まで読めるのだけれど、文章の稚拙さ、下手さで読めなかったのは初めてですね。

てにをはが使えていない、喋り言葉をそのまま文章にしてる(しかも下手)、まあそれはいいとしても、物語としてこの緩急のない文章はどうなのよ?ずっと同じペースで走らされてる読者の辛さを考えた事あるのか?少なくともあたしみたいな体力のない半ヒッキーには読めないですね。
105円出して買ったのも悔やまれる、といいたいところだけれど、買ってよかったかも。元気な時にちびちび読めますからね。


(追記)
今日書店に行ったら、この本のオビにこんな言葉が。
「○○○書店(行った書店の名)でも売り切れ続出!
 奔放な文章で綴る・・・なんたらかんたら・・・」

ほっほー。奔放とな。日本語ってすごいねえ。
これを見て買った人、オビを破ることうけあい。イェー。


この記事を最後まで書き終わったと思ったらブレーカーが落ち、PCの電源が落ち、勿論記事が消え・・・何か悪い事したかな、あたし?w

(追記その2)
誉め所を書いていたのに、すっかり忘れてた・・・。
タイトルのつけ方が良い。このタイトルは気になる。
表紙やタイトルの字体がホラーなので、中身を見て拍子抜けしたけれど、手にとるところまではいくと思う。
あと、発想も良い。「佐藤さん」という苗字であるところが、妙にリアルで、でも気が抜けていて絶妙。

amazonのレビューや他の書評サイトを見てもぼろぼろでしたね。それにも関わらず作品を出してる。こんだけ叩かれて話題になって、よかったねwもしかして狙った?それなら拍手。

以上でした。