自己中本斬り。(仮再び)
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

お久しぶりです。

わ、すごい。3月ぶりなんだ。

3月にくらべると、もうなんだかとっても色々と変化した小文字です。どうも。

けっこう毒が抜けたかもしんない。

気張って生きなくても、自然に笑っていたほうがいいってことをようやく実感。

このブログもやめようと思ったんだけど、今の状態で書いたらどうなるんだろうって思って、しばらく続けてみることにしました。

誰かまた遊びに来てくれるかな?


では、また明日。

読みたい本。

高橋三千綱「少年期」

加藤幸子「時の筏」

新田次郎「風の中の瞳」

中勘助「銀の匙」

天国からの道 星新一

処女作品が読めるのは嬉しいけれど…。明らかに利潤を追求しただけの発売、カバーもこの文庫でこの人に描かせる意味は女性狙いっていう目的しかないんじゃないかしら。
あたしはコアな星新一ファンじゃないけれど、ファンにしてみれば疑問符が浮かぶばかりだろうなぁ・・・。
なにより作者がかわいそう。

刺繍する少女/小川洋子

「博士の愛した数式」で小川洋子を知って、図書館の新刊コーナーで同じ名前を目にして借りた、んだったと思う。そのときも文庫本で、カバーがとってもかわいくて思わず微笑んでしまった。

短編集で、繰り返し読むと前後にとびとびにリンクしてる部分に気づけて、面白い。

全体の雰囲気は、真っ白な病室の大きな窓から光が差し込んでいる午後、といった感じ。

竜宮 川上弘美

学校の本屋さんでみつけて思わず。一度よんだけれど、時間がたってまた何度でも読みたくなってしまう。そんな本しか買わないのだけれど、川上作品はあたしのちいさな本棚の多くを占めてる。

今、長い時間どっぷり漬かるという本の読み方ができない生活をしているので、電車の中で読むにはもってこいの短編集。カバーもハードカバー版と同じだし確か書体も同じだったはず。大満足。


しかしながら鞄のなかでアクティブダイエットを浴びて無残な姿に・・・。

ごめんね、これから大事にするからね。

本のカバーを外すという行為

片道1時間半の通学の殆どはJRと地下鉄に乗っているのだけれど、図書館で借りた本以外でカバーをつけずに読んでいる人は、めったに見ない。

逆に、某国立大学に通っていると思われる学生が、洋書を難しい顔で読んでいたりする。

そうじゃないという人も多くいるのを加味しても、そこに恥と見栄が垣間見えるのは間違いないのです。たぶん。


以前、伊集院静の「乳房」を図書館で借りて、通学中(もちろん満員の電車)で読んでいたら、前に座っている若い女の子2人+男の子がこっちをちらちら伺いつつこそこそ・・・。そりゃ朝っぱらから堂々と「乳房」!なんて見せられたら動揺します誰でも。


読んでいる本を知られるということは、その時考えていることが知られてしまうということ。高校時代から「何読んでるの?」と訊かれることは数え切れないくらいあったけれど、きかれるたびにドキっとしてしまう。

「乳房」を見せられたあの3人は、さぞかしあたしを変な人だと思った事でしょう。


人がたくさんいる所で、自分の内面を垂れ流しにするのは、よくない。だからカバーをつけたまま読む。

けれどたまには外してみても、面白い。

それは赤の他人との奇妙な、意外性を持った交流であり、誰にも咎められない羞恥プレイだ。

ホテル・アイリス 小川洋子

タイトルだけは知っていたものの、文庫になっていたんですね。知らなかった~と思って購入して読んでみたら…一度読んだことがあった模様。多分1日あたりに読む本の数がピークのときに読んだのだと思われます。殆ど忘れていたので楽しく読めました。


翻訳でこういうエロティックなものを書き慣れてるのかしら?嫌味にも邪魔にも、変に病的にもならずにうまく調和していて、彼女独特の静かな世界がさらに際立っていました。私の中の小川洋子作品ランキングのかなり上位にくいこみそう。

「美人」へのレッスン 斉藤薫

通学に使う駅にオープンしたコンビニで100円で売ってたので思わず購入(笑)

斉藤薫の本を一度読んでみたかったんですよね。


この人は偉そうだし自己主張も強いけど、言っているのはすべて現実的なこと、「そういうことよくある!」と思ってしまうこと。そこでいかに美しくなるか、という手段も考え方も、現実的だ。

そんなに変わったことを言ってるわけじゃないし、大人の女性なら何も言わずともわかっていることかもしれない。

この人自身はこの本で述べられている「美人」ではない。もしそうならこんなこんな文章は書かない。

でもこういうことを主張する人がいてこそ、世の女性たちは向上していくんだと思う。

人が、女性が向上するには、こうなりたいという像や、尊敬する誰かが必要。斉藤薫は、「こうなりたい」という像へのヒントを示してくれる。

LOVERS

ずっと前から気になっていたもの。

川上弘美と江國香織が読みたくて駅の本屋で購入。

(一緒に「薬指の標本」の文庫版も購入。素敵なカバーの文庫本しか買わないことにしているのだけれど、これはとっても素敵。フランスで映画化されるみたい。映画化の情報が描いてあるオビもまた良いのです。)


心にいい感じのさざ波をおくってくれる本でした。今のあたしにとってはハズレなし、かな。

アンソロジーだと内容のバランスがどこかしら気になるところなんだけれど、これはなかなか良かった。作家の順番も王道で読みやすかったし。


しかしながらシリーズの「FRIENS」は読んでみて良くないと買わないだろうなぁ。

LOVERS、という響きのよさに負けてるしなぁ。

マリールー、夏/堀内 貴和

図書館の廃棄処分の本。

こら処分になるわな。

全てのかぎかっこの後に“と言った。”がついてるんですよ

そこをなるべく見ないようにして読みました

苛々するから


話自体はつまらなくないと思うんですが

最低限の文章能力に基づいた文を出版して欲しいですね

あれでお金とっちゃいかんと思いました

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>